ヨガのポーズの完成系とは?

ヨガのポーズで、このポーズはこうだから、もっと膝を曲げて、、、。

などと誰かのポーズを真似てみたことはありますか?

本当はどうなのでしょうか?ヨガのポーズの完成系とはどのようなものなのでしょうか?もし、それが思い込みだったとしたら?ポーズだけに限らず、人生そのものでもでも同じようなことが言えるのではないでしょうか。これが正解だ!と思っている、それ自体が実は思い込みだったとしたら。

柔軟に生きることをヨガから学んでいきましょう。

ヨガの練習は、個々によって完成度が異なり、同じ人であっても日々、時間や体調によっても変化します。美しいポーズをとっているように見える人でも、それがその人の完成系とは限りません。まず、ヨガのポーズはこれが正解!という固定概念を捨ててみましょう。

ヨガのポーズは、その姿勢自体に意味があり、心地よさやプラーナの流れにも影響を与えます。

完成形というものは存在せず、体の状態や構造は個人によって異なるため、見た目も異なり、ポーズの美しさだけが完成形ではなく、毎日の練習しているポーズそのものが完成系なのです。

その日にできる練習をゆっくりと、一つ一つ丁寧に、ポーズに意識を集中させながら行うこと、ゆっくりと練習することで怪我を防ぎ、ゆっくりと呼吸することで自律神経のバランスを整え、その働きを向上させます。

運動的要素としてヨガではなく、体がリラックスした状態で弛緩し、力が抜け、自分の持っている筋力だけでヨガができているかということがとても大切です。

ヨガというのは元々一元性、全ては一つという考え方を持っているため、このポーズだけが完成系という概念は初めからありません。

そこに正解は存在せず、それぞれの個人に合った練習方法で、深まっていく世界があるように、私たち自身も個人で、個々であり、生きていく上での正解はありません。何が正解かを探すのではなく、個々である自分自身を深めていく。それこそがヨガを通じて、知ることのできる世界なのかもしれません。

個々で性格や考え方が違うように、生き方も、ポーズも、どちらも心地よい状態を目指し、その瞬間を大切にしていくことが必要であり、その心地よい状態そのものこそが完成系と呼べるのではないでしょうか。

心も身体もより柔軟であることをヨガ目指して練習を続けていきましょう。

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